オールヌードの着こなし方

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秋田由理、藤井みのり、くきたひろえ 【3秒で今の自分が死ぬ?!すごいお話会@東京final】 レポート PART1

このブログに突然現れた大竹功一自身の事では無いイベントと三人。
でも、僕は彼女達の事は一切紹介はしないで書こうと思う。肩書は各々一応持ってはいるけど、僕は肩書で人を説明する事は嫌いだし。彼女達は肩書で説明出来る人でもないし、肩書なんて一切必要ないから。
そして、これは彼女達に触れる事で自分の中から出てきた言葉達の方が多い。あなたが彼女達に会ったら違うものを感じると思う。それを大切にして欲しい。
読んで気になったなら会うことをお勧めする!彼女達は今なら会える!先はわからないけど、今は会える!
そして、これは男の僕が書いているものだから、女性の人は、もっと大切なものを感じるんじゃないかなと思う。

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会場に入ると、そこは緊張感で包まれていた。
それは自分達が抱えている悩みや問題が、ここで解決されるかもしれないって期待もあると思うのだけど、この緊張感を作り出している一番の理由は、彼女達に会うだけで、この人達に嘘を吐いても見抜かれるって想いと自分の中から出てくる何かザワザワしたものがあるからだろう。
これは自分も、いつも会うたびに感じる気持ちだ。自分に嘘を吐いて、自分を裏切ってきた分だけザワザワが動き出す。


秋田由理さんが、よく言う言葉で「自分に見捨てられない様に、愛想つかされない様に生きてきた」これに集約されると思う。
彼女達は、毎瞬毎瞬を覚悟を決めて、自分自身に嘘を吐かないで生きるということをやってきていたんだなと感じる。それを一つ一つの質問などから読み解いていきたいと思う。


「今しか出来ない、このメンバーでしか出来ない対話がしたい」
「私たちの言葉で、すごいと思ったところがあったら、それは既に自分中にあって、一秒後に忘れていい」
「沸き上がった事は必ず実行する」


そんな言葉から、【3秒で今の自分が死ぬ?!すごいお話会】はスタートした。


「形を追うのではなくて、一瞬一瞬の今を大切にする」


こういう心のものというか精神的なものに関しては、やはり男よりも女性の方が敏感なのだと思う。来た人は35名の女性と1人の男性だった。
パートナーシップがテーマの会で、三人とも一般的というパートナーシップからはかけ離れたパートナーシップを築いている。
結婚はしているが夫婦ではなくて家族としてお互い納得していて自由恋愛OKの夫婦、結婚という形を選択しないカップル、離婚はしているが元旦那と同居しているが彼氏がいるカップル。
どれも他人から見たらありえないかもしれないけれど、会場中はそれに何の嫌悪感も抱いていない。むしろ羨ましいと思っていると感じた。

その理由はなんだろうか?
やりたい様にやっているからか?
自分の欲に正直だからだろうか?
我慢がないからだろうか?

その全てであるとは思うのだか、一番の理由は彼女達の想いと行動に、かい離がないからだと思う。どの形がいいとか悪いとかではなくて、そのあり方・生きざまが清々しくて、美しいからだろう。形を追うという時は、どこかで”こうではなくてはいけない”という思いが人は働く。この”こうではなくてはいけない”が自分と自分を離して、自分を苦しめているのだと思う。

 

「人とのパートナーシップを良くするのではなくて、自分とのパートナーシップを良くする」


パートナーシップの会だから、夫婦関係を良くしたいとかから来た人が多いんだろうと思ったけど、少ししたら気づいた事がある。「本当は誰もパートナーシップ(夫婦関係や彼氏との関係)を良くしたいなんて思ってはいないんじゃないか?」ということだ。
大抵の悩みは「自分はこうしたいのに、それを出来ない」ってことで、誰かとのパートナーシップを良くする前に、自分自身とのパートナーシップを良くしたいと心から願っていると感じた。
その姿や思いはとても美しかった。女の人達は内面から自分を磨いて、自分に正直になって、どんどん美しく強くなっていっている。
男の見せかけの強さなんて、会場にいた彼女達はどんどん違和感として見抜いていく様になるだろう。男はこのまま行ったら本当にいい男以外淘汰されるんではないかと感じた。

 

「外側の条件ばかりに気を捉れるな。」


質問コーナーになると、大抵の人が「この人は本当は何が言いたいのかな?」って状態になる。「今、こんな状況なんです。どうしたらいいですか?どうしたらうまくいきますか?」って聞くために、様々な事を説明する。
その葛藤の状況は詳しく説明しないとわかってもらえないと思って話しているのだと思うけど、その時には傍から聞いていても「この人が本当に言いたい事はなんなんだろう」と考えないとわからない状態になる。
彼女達は、その人の外側を速攻でぶち壊す。
「あなたは、本当はどうしたいのか?」そこにしか興味がないし、それこそが一番重要な問題だとわかっているからだ。
人はどうしても周りの状況から自分がどうしたらいいかを考えてしまう。
でも、それは一瞬の対処にしかならなくて、それでは何も解決しない事を彼女たちは理解し、実践してきたからだろう。
だから、その人以外の外側の事は全てぶち壊していく。本当はあなたはどうしたいのか、そこに全力で突っ込んでいく。
外ではない、あなた自身がどうしたいのかが、最も大切な事だ。このやり取りからは、それを強烈に感じた。
外の条件からあなたが選ぶのではなくて、全てあなたが決めるのだ。あなたがどうしたいで決めるのだ。

 

PART2に続く