突き抜けるのが怖かった。

前回・前々回からの続き

第一弾

http://allnude.hatenadiary.jp/entry/2016/03/28/171415

第２弾

http://allnude.hatenadiary.jp/entry/2016/03/29/121658

突き抜けるのが怖かった。

謎解き会で、秋田由理さんに指摘されるまで、本当に気づかなかった。突き抜けそうで、突き抜けないという毎回同じパターンにハマってた。
色んな人に言われる言葉が「ほっといてもうまくいきそう」なんだけど、毎回「イヤ！うまくいってないから困ってるんですけど！」「力貸して欲しいんですけど！」って思う。
それで突き抜けなくて、「なんでだろうね～？」って言われる。
このパターンが解析されたんだけど、単純に突き抜けるのが怖かった。

なぜかわからないけど先輩から可愛がられるタイプの様で。
同じ学年や、同僚、少し上の上司よりも、二個上の先輩とか、部活だったらキャプテン。職場だったら店長とか、一番偉い人に可愛がられる。
そうすると飛んでくる魔の言葉「いいよね～」「大竹君は僕らとは違うから」
それで、いつも「イヤイヤ！オレだってみんなと変わらないし」って思ってセーブするし、自分の成長よりも周りを気にかける方にエネルギーを使う。
だって嫌われらたり、妬まれたりするのが全くわからないんだよ。
ただ単に楽しくてやってて、当り前だと思ってやってて、何か特別な事はしてないのに好かれて、ってどこがいけないのかわからないけど、
妬まれる、仲間外れにされる。もうこれが怖くて怖くて仕方なかったんだよね。
何かわからない事や出来ない事があれば、「気に入られてるのにそんな事も出来ないの？」ってのが飛んでくるから、ミスも許されないんだって状態に自分で自分を追いやる。
誰の事も嫌いじゃないのに、勝手に妬まれるってのは、かなりきつい事だった。

単純に、そんな言葉ほおっておいてもいいのに、それに合わせて突き抜けない様に、そこそこの振りして過ごす。
で、気づいたら自分の当たり前にやってた事も周りに合わせて、よくわからなくなる。
学校なんかでは、卒業があるから、二個上が抜けてからは地獄の日々になるわけよ。
もう嫌われるの怖くて、仲間外れにされるの怖くて、ダメな自分出してきて、周りにダメアピールする訳さ。
だって、ダメな部分だってあるからね。そこばっかり見せよう見せようとする訳、そしたら嫌われないからさ。
「あいつ、いい奴だよね。」っていう称号が欲しかったんだと思う。

でも、そんな風に逃げてたら、どこ行っても毎回同じパターンが来るんだ。
由理さんに指摘されるまで気づかなかったけど、本当に毎回同じパターンが来てた。
突き抜けそうになる→ブレーキかける・嫌われないようにダメアピールする→突き抜けない→優しくしてくれた人や期待してくれた人は離れる→何も進まない→OMG
この繰り返し。もう、かれこれ20年間、この輪の中でグルグルしてる感じ。
このパターン、自分で作ってんだって、やっと気づいたよね。ずいぶん長い事はまってたわ

来てくれた方のおかげで、自分の中で整ったものがある。
けれど、いつも引っかかっていて、なにを学んでも引っかかっている部分がある。
それは次のお話し。