読書感想文

元々悪い人っていない人なんていない。例えば、クラスの一軍って言われる、いじめっ子だった子達も。
だって、「ドラえもんSTAND BY ME」観たら泣くでしょ？感動しちゃうでしょ？
いや、ドラえもんじゃなくてもいいんだけどさ。「ショーシャンクの空に」だって「君に読む物語」だっていいんだけど。
誰かが勇気を持って自由を勝ち取った時や、一人の女の人を幸せにしたいって想いとかを観たり、聴いたり、感じたり。そういうもので感動するって事は、その人の中に確かに、そういう想いがあるって事は、生まれながらの悪人なんていないと思う。

普通って言葉、好きな人は誰一人としていないんじゃないかと思うんだ。
「オレの普通は、それじゃねえ！」って、みんな一度は反抗したんじゃないかな？
でも何かあって、その想いを塞ぎ込んだんじゃないかと思う。
折り合いを付けたのか、降参したのか。どこかで自分を悪者にしてしまったのか、一人になるのが嫌だったのか？だから、いい子になる為に、普通になる為に、努力を始めたのかな？自分を守る為に、大切な何かを守る為に。
そもそも、普通って言葉が出来て、なんで普通にならなきゃいけなくて、なんで普通じゃなきゃ生きていけないって、誰が決めたんだ？

たぶんだけど、いじめっ子もそっちにいたら、自分が普通だって言えるから、そこにいたのかな？自分が正しいんだって。それとも何か怒りがあって、自分じゃ抑えきれなくなって、誰かを攻撃する事で、傷つける事で自分を守ろうとしたのかな？

誰の心にだって、善と悪はある。
悪が完全に無くなれば世界は平和になるなんて、人間みんな死んじゃえばいいって事だよね？
僕らはそのままで完全なんだけど、不完全な生き物で、誤解もするし・されるし、
悪意は無くても人を傷つけてしまう時もあるし、傷つけられてしまう時もある。

『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』を読んで、そんな想いを感じた。
っていう、ただの読書感想文でしたｗ　読書感想文苦手なんだよなｗ　何かまとまらないや。
答えは、皆さんの心におまかせします。

純粋な気持ちを思い出させてくれる名著です。オススメします。